注:このブログの内容は、ナースエルの経験・感想を書いています。体調不良があるときは必ず医師に診てもらうことをお勧めします
睡眠の重要性
オプティマル(最善)な健康を維持していくために必要な食事、運動、ストレスコントロールに加えて、もう一つの重要なことが「睡眠」であると言われています。現代人は寝ないことがBadge of honor(名誉の印)だと思っているところがあります。「昨日は5時間ぐらいしか寝てないよ」とか「私は4時間ちょっとだよ」とか競い合うように話したりします。もうずいぶん前の私の経験からも、受験勉強をしていた時は、寝ないことが、頑張って勉強しているという感じがして、睡眠不足であることを結構強調していたような気がしました。ただ、私は8時間眠らないと調子が悪くなると思っていたので、試験期間中以外は午後11時から朝7時までの睡眠をちゃんと守っていました。同級生たちは、あの頃、はやっていた深夜ラジオのことを話して盛り上がっていたのですが、私はどうしても深夜まで起きていることができず、深夜ラジオを聴くことができなかったので、クラスメートが深夜ラジオで聞いたことで盛り上がっていたのが分からなくて、よく戸惑っていました。
でも、今考えると8時間睡眠をちゃんと守っていたのは良かったなと思います。小さい頃はよく病気していていつも母に心配をかけていたので、自然と「睡眠はちゃんと取ろう」と思っていたのか、8時間睡眠にこだわっていたように思います。
そんな私も結婚し、働きながら子育てをしていた時は、睡眠時間が5〜6時間という毎日でした。でもそれがいい母親の印なんだと思い無理をしていました。その後、仕事の後大学院に通うようになるとさらに睡眠時間は5時間弱の日が続き、胃痛と頭痛に悩み、調子は毎日悪くなっていきました。
たまに、休みの日に7時間ほど眠っても、胃痛、頭痛が良くならず、「睡眠を十分にとっても良くならないということは、ストレスや睡眠不足が原因ではないんだ、じゃ何が原因?」と毎日悩んでいました。
今、考えると長年の睡眠不足やストレスから起こっていたであろう胃痛が、1〜2日、7時間ほど眠ったからといって簡単に良くなるわけがなかったのですが、その頃の私はそこまで考えることができませんでした。
さらに、健康を維持するために睡眠が大切と気がついてからも、8時間睡眠は難しくなりました。夜中に必ずトイレに行きたくなるのでした。そして、一回起きると再度眠るのが難しく、そのままベッドの中で朝まで悶々としていたのです。
昔、母が「夜中に必ずトイレに行くので、その後眠れないので疲れる」と言っていたのを聞いた時「なぜ、眠らないの、眠ればいいでしょう」と簡単に言っていたのですが、あの頃の母と同じ年齢になってみて、同じことを経験している自分を見て、母にひどいことを言ったな〜、と反省しています。
夫にも同じことを言われます。「ただ眠ればいいんだよ」と。それができないから悩んでいるのに。眠ることがこんなに難しいとは考えもしませんでした。
こうやって、眠れない毎日を悶々としていて、切羽詰まった私は薬局で睡眠薬を買って飲もうかと思っていました。しかし、やっぱり自然の睡眠薬を探そうと思いインターネットで自分にあって納得のいくサプリを探し始めました。夫も数年サプリを毎晩使って結構ぐっすり眠っていたので、サプリがちゃんと睡眠のヘルプになることを知っていましたが、自分のためには使っていませんでした。しかし、やっと自分で納得のいく2種類のサプリを選び2年ほど飲んでいますが、今はぐっすり眠れるようになりました。ただ、夫のように8時間も9時間も眠れるわけではなく、11時過ぎに眠っても5時過ぎに目が覚めてしまうことも多いので、まだ睡眠をコントロールできていません。しかし、眠りにつくのは早く、夜中にトイレに起きなくなったのでぐっすり眠れています。今は7時間半眠れるようにしたいと思っていろいろ工夫をしているところです。
最近、睡眠の質、量を向上するためにオーラリングを購入し、自分の睡眠の状況を毎日確認しています。結構、正確で「ふむふむ、わたしのディープスリープはこのぐらいで、レム睡眠はこのぐらいなのか、と毎日チェックして自分の体の状態と比べています。オーラリングでいい成績が出るようにし、体調を健康に保つためにここ数ヶ月は10時半になったら必ずベッドに入るようになりました。しかし、まだまだ7時間半の睡眠が継続的にできないので、もうちょっと頑張らなくてはな〜。
そういうわけで、私の限りのない睡眠への挑戦は続くのです……..